何かをするには、心が健康になってから

「学校へ行きたくてもいけない」「行かなくてはいけないと思っているけど身体が動かない」そう思っているお子さんは、心が弱っている状態なのだろう。

身体と同じで、病気や風邪の状態で行動をするのは難しい。普段の行動をするのはもちろん、新しい活動をするのはなお難しいはずだ。

まず、心を健康にして土台作りを

ゲームdeコーチングは、新しいことでありながら、子どもの「いつもの世界」をベースにしている。ゲームが好きな子どもが、一番のびのびとできる場所。嫌なことを忘れて、自分らしくいられる場所。そこに現実の大人が入っていって、子どもを認め、受容し、子どもを癒していく。

それにより、子どもの心が少しずつ健康になっていく。

心が健康になると「やりたい」が表出してくる

子どもは本来「やりたい」がたくさんあるものだと、私は信じている。

「やりたい」が表出していない子どもは、「やる気がないからダメ」なのではなく、「やりたい」を表に出せない何らかの理由があるのではないだろうか。

子どもの心が健康になって初めて、自分の土台が確立し、「何かにトライしよう」という気持ちになる。

なぜなら、心が元気な時でないと、自信が持てないし、失敗するリスクを取れないから。

心の健康はゴールではなく、スタート地点

心の健康を取り戻したら、そこからがスタートとなる。

子どもが何かを「やりたい」といったら、できるだけサポートしてあげるようにしている。

「たこ焼き食べたい」「ピザ食べたい」といった小さなことから、「やりたい、を口に出すと実現する」という成功体験を踏ませてあげたいからだ。

いろいろなことができるようになるには、まず「何しようかな」と思える心の健康が必要なのだ。

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ゲームdeコーチング・代表